不動産担保融資のチェック

簡易の価格査定では、実際の不動産を見たりするのではなく、あらかじめ指定されている、不動産の向きや広さ、環境等から机上で価格を査定します。

資料だけで査定されますので正確なものではありませんが、複数の不動産会社に簡易の価格査定を依頼することで、どのような不動産担保融資会社なのか、また投資をしてもらうに足るか、そして信頼できる会社なのかチェックすることができます。

不動産担保融資をしてもらう会社も様々ですので、数社を比較して見ることが望ましいです。

そして簡易価格の査定を見て、今度は実際の価格査定を依頼する不動産会社を選び出します。

なお、通常はこの価格査定は無料でしてもらうことが出来ます。

その後の価格査定では担当者が現物となる不動産に足を運んで、交通条件や近隣環境、街路状況や画地状況、外観、外構、使用部材や設備、修繕状況、その他資料を参考に、価格査定マニュアルに基づいて、不動産担保融資の価格査定をします。

この価格査定マニュアルには、土地用、建物用、マンション用の3種類があるのですが、その場合も、「事例比較方式」という査定方法を用います。

これは、以前売買が成立した近隣の事例を参考にして、売りたい不動産の価格を決めるという方法です。

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不動産担保融資の残存価格

不動産担保融資に関する土地用の価格査定マニュアルでは、立地条件や周辺環境、画地状況を評価するのですが、中でも特に、交通の便や日照・採光、道路復員や方位、敷地の形状が大きな影響を与えます。

また建物についての査定では、同じ建物を今建てた場合の新築価格から、経過年数に応じて減少した建物の価値を差し引いていくという流れになります。

建物の規模や耐震性、部材、設備、耐用年数、修繕状況を考慮して、残存価格を算出するという流れです。

現在では、住宅性能や省エネ設備などがあれば、さらに加点されるようになっています。

建物の査定では、屋根や外壁の修繕履歴や、内装や設備の修繕状況によって、特に評価が変わります。

そして土地と建物の査定結果を合算して、戸建て住宅全体の不動産価格を算出することになります。

なおマンションの場合は、所在階や室内の維持管理状況、耐震性の確保によって、査定が変わりやすくなります。

またその他にも、バルコニーの向きや外からの騒音振動、眺望や景観、周辺環境も、査定に影響を与える要因です。

それらの情報をもとに、通常3カ月程度で買い手がつくということを想定して、不動産担保融資の価格を検討します。

こうして査定価格が出たら、実際に不動産を扱ってもらう会社を決定するということになります。